- 2008年04月08日
- 【絵】むーあにまる全部 / 【文】作者の個人的な話
summer!summer!炭酸水の中で泳ぐむー。
背景色無しバージョン
むーあにまる 182匹目、183匹目
summerつながりの個人的な話。
北野武監督の映画「菊次郎の夏」に提供された久石譲氏作曲の「Summer」はすごいなぁと改めて思う。
この曲が流れると、映像でどんなに人がふざけていても、切なくなる。ふざけているほど、切なくなるのかもしれない。
言葉にできない部分が表現されているようで、音楽の力を感じる。
先日、「たけしの誰でもピカソ春SP」で、たけしさんと30年近く親交のある、親友の島田洋七さん(「佐賀のがばいばあちゃん」著者)がゲスト出演し、当時の2人の共同生活をおもしろおかしく語った。
たけしさんも普段よりリラックスムード(に見えた)で終始笑いながら話していたが、番組ののっけからBGMに「Summer」がかかっていたので、私は最初っから切ない系テンションがあがっていた。
たけしさんの顔とこの曲だもんなぁ。
「Summer」はずるい。即効性がある。
流れていると、切ないだけでなく、絵が引き締まるというか、高級・高品質に見える。
ブランド感が出るような…。切なさと溶け合った、きめ細やかな朗らかさ。
“あの頃”の美をうたいつつ、今ここの美しさや、一瞬のきらめき、人生山あり谷あり、川は奇麗だ、スイカはおいしいなぁ、とかごちゃまぜに混ぜた中に、永遠への憧れを同時に秘めるような。なんなんだろうなぁ。
「この曲使えば一発だな」っていうことなのか、トヨタのカローラのCMにも使われてた。
「Summer」はずるいよなぁ。
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