むーと鳴いてます。(muuuuu.net)


2010年07月

バッタみたいな夏

バッタみたいな夏
コラージュ 39枚目


ぽぽぽ るるる つつつ ぴしゃしゃしゃ トーン


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(チラシ・マスキングテープ・アクリルガッシュ・ペン・色鉛筆・色画用紙・紙袋、7/29制作)


スキャナで読み込めるのより大きいので
フォトショでつなぎあわせたのですが、つなぎ目がおかしい。
雰囲気で見てください。。


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線弓糸

線弓糸


口からゆらゆらと。

犬もいます。


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(ペン、6月末 1日間制作)

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道化仮面

道化仮面

(ペン・鉛筆、6月末 1日間制作)


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顔 装飾

顔 装飾
コラージュ 38枚目


シャンシャン シャンシャン …


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(マスキングテープ・ペン・色鉛筆、6月末 2日間制作)

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顔 涕泣

顔 涕泣
コラージュ 37枚目


落ちる 落ちる 落ちる こぼれ 落ちる


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(マスキングテープ・ペン・色鉛筆、6月末 2日間制作)


どうしようと困り果てて作って、UPしていなかったものです。

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絵が一流の人は、文章も上手い。

前回の記事、宇野亜喜良さんのトークショー&ライブペイント「宇野亜喜良、描く。語る」の続編です。
印象に残った話だけど書くとあまりに文章が長くなりそうでやめたことを、書きます。

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「絵が一流の人は、文章も上手い。」

これは、宇野亜喜良さんのコメントではなく、幻戯書房の編集者の女性が宇野亜喜良さんの文章を読んだ感想としておっしゃったことです。


その女性編集者の方が宇野亜喜良さんにダメもとで勇気を出してオファーしたことがきっかけで実現したのが『奥の横道』という本で、宇野亜喜良さんが地方の新聞に連載していたエッセイをまとめたものだそうです。

この『奥の横道』は、見開き2ページが一組で、右ページにエッセイと俳句・左ページにイラストレーションという構成になっているそうです。

(余談)
幻戯書房は主に文芸系の書籍を出している出版社で、画集などは扱っておらず、今回のような絵も見せる本を出すのは一つの挑戦だったそう。この宇野亜喜良さんの本を出した事によって「良い本を出しているね」と会社の評判が上がり、社員の方々も喜んでいるらしいです。


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標題の件に戻します。

その女性編集者の方(つまり読書体験が豊富と思われる方)が、
「本当、思うんですけど、絵が一流の方って、文章を書いてもお上手なんですよね…。宇野亜喜良さんもやはりそうでした。絵を描かれている奥に、それだけのバックグラウンドがあるんだなぁ、ということを感じます。」
というようなことをおっしゃっていました。


この絵と文章の関係について私は前々からひっかかっていて、思うのは、
どうやら “文章が上手いと、絵も上手い” は直結しないみたいですが、
“絵が上手いと、文章も上手い” はやっぱりあるみたいだ、ということです。


文章の表現の傾向は、叙情的であったり物語的であったり論理的であったり映像的であったり散文的であったり、様々だと思いますが、たしかに第一線で活躍されている方は文章も上手。書いてみたら結果的に、ということのよう。


そこで、
「文章を練習すると、絵も上達するのだろうか?」
ということを私は考えています。
それが、こうしてブログに文章を書いているいくつかの理由の一つでもあります。
(絵が上手くいっている人は、こんなこと考えないと思います…。絵をたくさん練習すればいいのにね…。)
私は長い間、何を描いていいのかわからず絵に対してうまく取り組めていないので、書くことから糸口が見つからないのだろうか?なんてことを思い巡らしたりします。


それと、“文章が上手いと、絵も上手い” もあるんじゃないかなぁと思っているのですが…。以前、TAGBOATの多田琢さんもおっしゃっていたけど「絵は誰にでも描ける」わけで、本当はみんな描けるのだけれど、実際に描く人が少ないということなのだろうと思います。

宇野亜喜良さんのトークショー&ライブペイント「宇野亜喜良、描く。語る」

UPがだいぶ遅くなってしまいましたが、記事まとめたので載せます。

6/26(土)に開催された、誠文堂新光社宇野亜喜良 創作の現場―Illustrator’s workshop刊行記念のイベント「宇野亜喜良、描く。語る」@高円寺 庚申文化会館に行ってきました。

以下に、
・会場の様子とイベントの流れ
・特に印象に残った話
の順で、記憶を頼りに書きます。

※文章長くなってしまったので、ポイントだけ読みたい方は、<特に印象に残った話>からどうぞ。

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<会場の様子とイベントの流れ>

会場に着くと、加賀まりこさん似の女性がいたりして(服装は上下白でガーリーな感じでまとめていらした)、その不思議な存在が宇野亜喜良さんのイベントっぽかったです。また、参加が予約制なこともあって、客席エリアはけっこう真剣に好きな人が集まっているようなムードが静かに充満していました。

(※加賀まりこさん似の方は、野村直子さんだったようです。無知で失礼しました。7/9追記)

そして、ついにご本人登場!


まず宇野亜喜良さんからの始まりのご挨拶として、
これは本を売る為のイベントで、自分の本があまり売れないので出版社の方の為にももっと本が売れるといいなという気持ちでこのイベントをやります、なので皆さんできれば本を買って下さい(笑)、だけど、ただトークをするだけで本を買って下さいというのもアレなので、もっとエンターテイメントなことをやりたい、楽しんでもらえることをやりたいと思い、ライブペイントもすることにしました、
というようなお話がありました。


宇野さんが座っている背後の壁には、左右に大きめの2枚のダンボールが貼ってあり、ライブペイントは2作品!観れました。


一作目は、昔若い頃にゲイバーに置かれるマッチのケース用に描いたイラストレーションを思い出しながら描きます、とのこと。少年がメインで、動物が周りにいます。上下をひっくり返すと、デーモンが見えるという作品でした。
もう一作は、少女がメインでした。


昨日考えて描いたというラフを見ながら、木炭でサラサラと線を描き、ところどころ布でぼかし、パステルのようなもので一部に色をつけていました。


絵を描きながら、ここのところ高円寺に通っているんです、というお話が始まり…。
高円寺といえば阿波踊りで、「阿波おどりホール」というものもあり(阿波おどりの予約が入っていない時には一般貸し出しも行う)、そこで岸田理生さんの「悪徳の栄え」を引用した寺山修司さん原作の演劇「青ひげ公の城」が公演されることになって、美術を担当する宇野亜喜良さんは大きな絵を連日描きにいっているとのことでした。
「阿波踊りっていうのは、体に泡をつけた女性が踊る…」と品のある穏やかな口調でかまし、会場に笑いが起こって、和やかムードになりました。
(その後もちょいちょい、宇野さんの言うところの“猥談”をまじえてのトークでした。でも常に品があって美しい。)


2つの絵が完成すると、本格的にトークに移りました。


今回のイベントの販促対象である『宇野亜喜良 創作の現場』を出版した誠文堂新光社 + 他に宇野さんの本を出版している幻戯書房、エクリ、マートル舎、のあわせて4社の出版社の社員さんが、それぞれ自社の本をプレゼンテーションするというコーナーもありました。
(これが個人的に面白かった!)

最後にプレゼンした幻戯書房の女性の方がとてもお話が上手な方で、急遽そのまま司会進行兼インタビュアーのようになり、色々と聞き出して下さった。最終的には、編集者とイラストレーターの対談になって、とても面白かったです。

『奥の横道』幻戯書房



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<特に印象に残った話>
※細かい言回しは多少違うかもしれませんが、お話の内容を書きます

1.ずっと画家とは名乗っていなくて、自分はイラストレーター。
2.本が意外と売れない。でも過去の本が骨董品みたいになって高値で取引されている。
3.出版社から返却されなかった原画が70点ほど出回っている。(お客さんがヤフオクで落札したという原画が登場!)


© amasawa motoki