むーと鳴いてます。(muuuuu.net)


2008年09月

やかん

やかん


ベニヤ板シリーズ。
しょう油さしの次の絵として、やかんを描いてみました。


(アクリルガッシュ・ベニヤ板、9/29完成 2日制作)

液晶絵画展 やなぎみわさんギャラリートーク

写真美術館で今開催中の、液晶絵画展。
やなぎみわさんのギャラリートークがある日に
行ってきました。
やなぎみわさんの出展作品の前にみんな集まって、
まずはキュレーターの方が展覧会の企画意図を説明し、
その後、やなぎみわさんと対談するという運びでした。
しゃべる人も聞く人も、一時間その場に立ちっぱなしという
なかなかしんどいイベントでしたが、面白かったです。



話の中心は、
現代アーティストの映像作品のフィニッシュはどこか?でした。


この展示では、シャープの最新技術を使った液晶画面に、
アーティストの作品を映し出すということを統一していました。
出展作品は旧作ばかりなので、つまり、過去に作家自身が完成させた時の
画面ではないもので映像を流しています。


以前、原美術館での個展
『無垢な老女と無慈悲な少女の信じられない物語』
を、タイトルに惹かれて観に行った事があります。
その個展で、初めて発表されたという映像作品
(プロジェクターで投影されていたもの)が、
今回、最新のシャープの液晶に画面を変えて、
映し出されていました。

みうらじゅんさんが来た

昨日、ついにみうらじゅんさんが来ました、
今私が通っているイラストレーションの講座に講師として。
自分の受けてるコースじゃないんですが、聴講に行きました。

場内、普段はないような笑い声に包まれていました。


以下、面白かった話をピックアップ。


●不安なことは多々ある。
不安だなーと思った時は、語尾にスティックをつけて、
「不安だスティック!!」と言う。


●「レーター」ってつくのは、
イラストレーターとエスカレーターだけ。
前に進むしかない!みたいな。
「レーター」がつくから苦しい。「レーター」ってねぇ…。


●一生懸命絵を描いて、展示で絵の下に500万って書いたら、
「あ、キチガイだな」と思われる、それでアーティストになれる。
アーティストは、人に「あ〜キチガイだ。」と言われて、
本人の耳には届いてない、という状態になってアーティストといえる。


●(イラストレーターにとって)広告は不定期のサンタクロース。
どうやら毎年誰かのところには行っているらしい。

(↑イラストレーターがもらう原稿料は、雑誌の10倍かそれ以上らしいので、
こういう話が出てきたのだと思う)

しょう油さし

しょう油さし


庶民的で土着的なものを、クールな色合いで爽やかに表現してみた。
固有色を無視する度合いを調整しながら描いた。


ちなみに、ビンの中が水色になってますが、原画は紫がかった薄い青。
補正してもなかなか近づけるのは難しい。


(アクリルガッシュ・ベニヤ板、9/12・13制作)

緑の中のiMac

緑の中のiMac

緑の中のiMac




マンホールとiMac

マンホールとiMac




交通路

交通路メイロ





首振り可能なおだんご型のiMacの中身。
随分前に壊れたもので、蓋をとったらこのようなものが出てきた。

パパタラ小池氏×デザイナー葛西氏のトークイベントについての続編

舞台芸術の広告は、果たしてどうやって作られるのか?
どんな発注のされ方をするのか

ということについて、前回の記事「パパ・タラフマラ小池博史氏×グラフィックデザイナー葛西薫氏 トークイベント」では、前フリだけで、あまり内容に触れてなかったので、記憶を頼りにそこを書きます。


まず、小池さんが舞台の構想を練り、だいたいのイメージがつかめた頃に、
葛西さんを呼んで、打ち合わせをする。
そこでは小池さんが書いた脚本のゲラや、使いたい題材の資料などを
見てもらいながら、全体のコンセプトやイメージを説明するらしい。


葛西さんは、説明を一通り聞いたのち、小池さんの言った言葉の中で、
重要だと思えるキーワードを見つけて、それを中心にデザインのアイデアを考える。
説明で聞いた様々な情報は、いったん横に置いておく。

パパ・タラフマラ小池博史氏×グラフィックデザイナー葛西薫氏 トークイベント

先週の金曜日にアップルストアで行われたイベント、
パパ・タラフマラの舞台監督・小池博史さんと、
パパ・タラフマラのフライヤー制作を10年以上手がけている葛西薫さんの
トークショーを観に行った。

パパタラの舞台は、舞踏のような感じでもありつつ、歌もあり、
飛ぶ跳ねる走る、奇声をあげるで、前衛的。
そういう舞台芸術の広告は、果たしてどうやって作られるのか?
どんな発注のされ方をするのか?というようなお話などが聞けた。


……………………
葛西薫氏:
サン・アドのグラフィックデザイナー、アートディレクター。
サントリー、ユナイテッドアローズなどの広告制作、
サントリー美術館の新CI、是枝裕和監督の映画の
タイトルワークと宣伝制作などを手がけている方。

小池博史氏:
パパ・タラフマラ芸術監督・演出家・振付家・作家・写真家。
ベネチア・ビエンナーレ、ネクストウェーブフェス、ベルリン芸術祭などの
海外主要フェスティバルや世界の一流劇場からの招へい公演を毎年実施し、
世界30カ国以上を駆け巡り、国際的に高い評価を確立している。

(パパ・タラフマラの文章を参考にしました)
……………………

魔王の入り口



魔王の入り口


コラージュ 6枚目


また見開き2ページで、一つとしてみた。
今回のコラージュは、一つのパーツしか貼ってない。

大きい画像はこちら



(9/5・6制作)

ロケットバーン



ロケットバーン


コラージュ 5枚目


「ロケットバーン」 見開き2ページで、一つとしてみた。

右ページに、「左との繋がりがないとまずいんじゃないか」と考えてしまい、
左下に狭く黒いドローイングを入れてみたが、余計だったんじゃないか?

大きい画像はこちら



左のページ一つで見せるとすれば上下逆向きかなぁ…↓

クラゲシュワー

「クラゲシュワー」

なんか途中っぽいなぁ。

(9/3制作)

旅と道連れ



旅と道連れ


コラージュ 4枚目


作ってる最中に、切ったパーツを貼るか貼るまいか、とても迷う。
続けていれば、もっとバシバシっとできるようになるのだろうか。


大きい画像はこちら



(9/2制作)


© amasawa motoki