むーの世界の雲は、建物になったり乗り物になったり布団になったりする。
- 2018年07月03日
調査日記むーはピンクの雲の中に入ることができる。の続きの調査です。
むーあにまるが上に乗ったり中に入ったりできる雲が登場する絵に関してまとめたので、ご紹介します。普通の雲の絵はここでは除きます。
競合調査の記事競合調査 ヴォイニッチ手稿/コデックス・セラフィニアヌスでも最後の方に雲関連の絵がまとめられていましたが、さらに追加しています。
雲が建築になっている・雲が機能している・雲が上に乗れる状態になっている
という3つの要素に分けました。
アップされた日付順に並べています。
■雲が建築になっている
・ むーうさぎ達と雲の窓(2008年02月19日)
窓のついた雲、初登場。
「むーあにまるは、窓のついたピンクの雲の中に入れる。」と紹介文で書かれています。
・ 窓に手を振る(2008年02月11日)
雲の窓から顔を出す四角うさぎ(初登場)と、静かに手を振るむー。
・ ふわふわぐもが出てきた(2009年06月02日)
四角うさぎ型の建物から雲が出ていて、雲の窓から顔を出している四角うさぎ。
・ ふわふわぐもから手を振る(2009年06月10日)
雲の中にいる四角うさぎと、外から見上げている四角うさぎが、お互い手を振ってます。
・ デストロイヤーが暴れだした(2008年06月05日)
後ろの方で、四角うさぎがはしごにのぼって雲の中に入っています。
・ 群衆絵 むーぞうがいる(2010年10月16日)
後ろの方で、雲の窓から顔を出すむーと、窓のついた雲に掛かっているはしごの近くに立つむー。
■雲が機能している
・ 雲のサイクリング(2009年08月31日)
雲に直接座って乗っている四角うさぎと、自転車のハンドルのようなものがついている雲に乗っている四角うさぎ。
・ 群衆絵 お花むーのシャワー(2010年11月02日)
ハンドルのついた雲に四角うさぎが乗り、雲からシャワーが降り注いでいます。
■雲が上に乗れる状態になっている
・ とんでるとんねる(2009年10月07日)
四角うさぎが雲に乗って移動しています。
ハンドルがついていない雲でも、動くことができるようです。
・ 群衆絵? かぐやむーのお迎え(2010年11月24日)
かぐやむーを迎えにきたむー6匹が、雲に乗って立っています。
・ 群衆絵? てるてるむーと雨上がりの四角うさぎ(2010年11月25日)
てるてるむーを鼻の線からぶら下げている四角うさぎが、ピンクの雲の上に立っています。
・ 群衆絵 お昼寝するむーと、立ったまま寝るピロむー(2010年12月02日)
プレーンタイプがピンクの雲の上に寝転がってお昼寝しています。
雲と雲の間に、ハンモックをぶら下げることもできるようです。
・ 群衆絵 ばむーのごはん時間(2011年02月12日)
ばむーが紫の雲の上に乗っています。
雲が縦に繋がっています。
【文】調査日記とは?
「調査日記」とは、むーあにまるがどんな生き物なのかを調査する記録帳です。作者もよくわかっていないので、絵を頼りにむーあにまるの性質を探り、徐々にキャラクター性を詰めていきたいと考えています。
むーあにまるについて深く切り込む、5日間連続の調査日記【4日目 】と【5日目(最終日)】
- 2015年04月17日
むーあにまるについて深く切り込む、5日間連続の調査日記【1日目 】〜【3日目 】の続きです。
【4日目 】「鼻ぶどうと、プレーンタイプ」
4日目も引き続き、むーあにまるについて深く切り込んでいきます。
むーあにまるには、鼻にぶどうをぶらさげている「鼻ぶどう」という種類のむーあにまるがいます。
ぶどうの空き箱に座っています。
それとは別に、鼻にものをぶらさげている「プレーンタイプ」がいます。
2枚目の画像は、鼻にカール(スナック菓子)とカリントウをぶらさげているプレーンタイプです。
プレーンタイプは、鼻にいろんなものをぶらさげることができます。
「鼻ぶどう」と鼻にものをぶらさげているプレーンタイプとの違いは、ボディとの一体感です。
鼻ぶどうのぶどうは、鼻の線との一体感があります。
一方、カールとカリントウは、鼻の線の先にくっついているという感じです。
3枚目の画像には、「鼻りんご」という種類のむーあにまるも登場しています。
鼻りんごも、鼻ぶどうと同じく、ボティとの一体感があります。
【5日目(最終日)】「アイスクリームーと、うんち帽」
5日目も、むーあにまるについて深く切り込んでいきます。
むーあにまるには、「アイスクリームー」という種類のむーあにまるがいます。
プレーンタイプが「アイスクリームー」を持っています。
次に、「うんち帽」という種類のむーあにまるを見てみます。
うんち帽は、うんち型の帽子をかぶっているむーあにまるです。
ちょうちょを追いかけています。
3枚目の画像では、「うんち帽」がアイスのコーンに入ろうとしています。
当たり前ですが、うんち帽は、アイスクリームーではありません。
まとめです。
【1日目 】「むーあにまると、がーあにまる」
口が閉じているあにまる/口が開いているあにまる、という見た目の違い
【2日目 】「プレーンタイプと、ピロむー」
歩いたり寝たりする/いつも寝ている、という性質の違い
【3日目 】「おにぎりリュックと、ピロむー」
プレーンタイプがたまたまおにぎりリュックを背負っている/常にピロー(=枕)を背負っている、という状態を示しているかアイデンティティーを背負っているかの違い
【4日目 】「鼻ぶどうと、プレーンタイプ」
身体の一部になっている/鼻にものがくっついている、というボティとの一体感の違い
【5日目 】「アイスクリームーと、うんち帽」
アイスクリーム/うんち、というネーミングの違い
●キャラクターたらしめるもの
キャラクターをキャラクターたらしめるものは何か?
ということをこの5日間、探ってきました。
キャラクターは見た目だけではなく、性質、ボディとの一体感、ネーミングなどによってできています。
キャラクターは、記号から成り立っています。
記号化されているために、時に非常に接近します。
●似ているから引き立て合うこともある
「むーあにまると、がーあにまる」は、口が閉じている/開いている、という形に大きな違いがあります。両方いることでそれぞれの個性が際立ちます。
しかし、「プレーンタイプと、ピロむー」は、元の性質が違っても、寝ているプレーンタイプとピロむーは見た目が似ているため、見分ける作業は困難になり、キャラクターとして成り立たなくなってしまいそうな危うさがあります。
ですが逆に、「アイスクリームーと、うんち帽」のように、文脈を無視して一緒に並べることで、本来全く別物であるアイスとうんちの境界があいまいになり、面白く見えることもあります。
●プレーンタイプは自由
「プレーンタイプ」は非常にベーシックな形で、行動に縛りがなく、自由です。
ピロむーは、常にピロー(=枕)を背負って寝ていなければピロむーたり得ず、鼻ぶどうは、常に鼻にぶどうしかぶらさげることができません。
プレーンタイプは、他のむーあにまるに比べていろんなことができる、その自由なところが、キャラクター性になっています。
「THE FIVE DAY POSTING ORIGINAL ARTWORK CHALLENGE.」の5日間が終了しました。ある意味、むーあにまるにとって危険を冒したCHALLENGEとなりました。お付き合いいただき、誠にありがとうございました。
(イラストレーターの林けいかさんからバトンを受け取り、美術家の高嶋英男さんにお渡ししました。)
むーあにまるについて深く切り込む、5日間連続の調査日記【1日目 】〜【3日目 】
- 2015年04月17日
Facebookで自分の作品を5日間連続で紹介するという企画「THE FIVE DAY POSTING ORIGINAL ARTWORK CHALLENGE.」に参加しました。
天沢もときのFacebookページの4月11日〜15日の投稿に載っていますが、こちらのサイトでも「調査日記」として2回に分けて載せます。
【1日目 】「むーあにまると、がーあにまる」
私は、「むーあにまる」というキャラクターを普段描いています。
例えば、目玉焼きの上に乗っているのがむーあにまるです。
むーあにまるというのは、鼻に線があり、それが口で、閉じています。
ジュースを飲んだり、ビスケットを食べるときも、開きません。
口が閉じているので、「むー」と鳴きます。なので、むーあにまるです。
一方で、口が開いているのが「がーあにまる」です。
口ががーって開いているので、がーあにまるです。
せんべいを食べています。
【2日目 】「プレーンタイプと、ピロむー」
2日目から、むーあにまるについて深く切り込んでいきます。
むーあにまるには、非常にベーシックで数の多い「プレーンタイプ」という種類のむーあにまるがいます。
1枚目の画像は、「プレーンタイプ」です。ずんずんずんずん、歩いています。
次に、むーあにまるの中には、ピロー(=枕)を背負っている「ピロむー」という種類のむーあにまるがいます。
ピロむーは、立ったままでも寝ることができます。2枚目の画像です。
ピロむーは、プレーンタイプではありません。
3枚目の画像は、お昼寝するプレーンタイプと、立ったまま寝るピロむーです。
【3日目 】「おにぎりリュックと、ピロむー」
2日目に引き続き、むーあにまるについてさらに深く切り込んでいきます。
1枚目の画像は、おにぎり型のリュック「おにぎりリュック」を背負っている「プレーンタイプ」のむーあにまるです。
次に、再び「ピロむー」を見てみます。
ピロむーは、2日目に紹介した通り、ピロー(=枕)を背負っているむーあにまるです。
繰り返しになりますが、ピロむーは、プレーンタイプではありません。
ピロむーはいつも眠がっていて、顔の輪郭がややもったりとしています。
続きの記事→むーあにまるについて深く切り込む、5日間連続の調査日記【4日目 】と【5日目(最終日)】
むードンとウマむーと一角むーの系譜
- 2014年08月12日
むードンとウマむーと一角むーの系譜を調査し、図にしてみました。
■登場キャラクター
むードン(恐竜のようなむーあにまる)
ロールむードン(おでこがロールしていて二足歩行のむードン)
ウマむー(馬っぽいむーあにまる)
ウマロール(形がロールむードンと似てるが、手足が馬のひづめのようで耳あり)
一角むー(角が一本あるむーあにまる)
勢いのある一角むー(勢いがある)
勢いのあるウマむー(勢いがある)
競合調査 トゲアリトゲナシトゲトゲ
- 2014年01月03日
競合調査のメモです。と同時に、これは調査日記でもあり。
●トゲアリトゲナシトゲトゲ●
トゲトゲ(トゲのあるハムシ)が発見される→トゲナシトゲトゲ(トゲのないトゲトゲ)が発見される→トゲアリトゲナシトゲトゲ(トゲのあるトゲナシトゲトゲ。トゲトゲとは違う生物)が発見される。
トゲアリトゲナシトゲトゲまでの流れがよくわかるブログ記事
■知らなくても生きていける雑学がならぶブログ トゲアリトゲナシトゲトゲ
引用「3.そのあとで、トゲトゲの仲間なのにトゲのないのが見つかった
(これがトゲナシトゲトゲ)
4.なのに、トゲナシトゲトゲの仲間なのにトゲのあるやつが見つかった
(トゲアリトゲナシトゲトゲ完成)」
★関連するむーあにまる
・がーあにまるのコーラス
過去記事の文章引用「口が開いてるのは、“むーあにまる“としてどうなのか迷っていて、「保留案件」のカテゴリーに入れてます。今回、“がーあにまる”と名付けてみました。」
↓
その後、がーあにまるは、むーあにまるの仲間だけどむーあにまるではない、ということになる。
・群衆絵 ぶたっこむーと、豚の丸焼きを食べるがーあにまる
過去記事のカウントの注釈引用「+がーあにあまる1匹=(がーあにまるはむーじゃないので)」
■トゲアリトゲナシトゲトゲとは (トゲアリトゲナシトゲトゲとは) [単語記事] - ニコニコ大百科
いい話なので、引用。
『実在しないという「決め付け」』
「インターネット上ではなぜかトゲアリトゲナシトゲトゲは実在しないという情報が広まっている。
(中略)
情報が見つからないからといって架空の生物と決めつけることこそ、インターネットの不確かな情報に基づくデマなのではないだろうか。」
↓↓↓
「ハナアルキ」は架空の生物で、まるで実在しているかのように観察記録が書かれているのだけど、逆に、「トゲアリトゲナシトゲトゲ」は、実在しているのに架空の生物のように言われてしまう。というのが注目ポイント。
トゲナシとトゲナシトゲトゲの画像が載ってるサイト。【タモリが興味津々】昆虫『トゲトゲ』と『トゲナシトゲトゲ』を画像で検証してみよう!【名は体を表さず】 - NAVER まとめ
鼻に星がついているむーは飛べる?
- 2010年12月17日
【調査】
星マントムンと星うさぎは、両者とも鼻の線の先に星がついている。
鼻に星がついているむーは、自力で飛ぶことができるのだろうか?
左:群衆絵 星マントムンの夜空散歩 / 右:群衆絵 星うさぎと惑星むー
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【考察】
他のむーが飛ぶには、雲やジュース&ストローなど道具が必要な様子。
・雲に乗る四角うさぎ
左:雲のサイクリング / 右:ふわふわぐもから手を振る
・ジュースでプカプカ浮いてる/雲に乗って寝ているプレーンタイプ
……………………………………………………………………………
では、星がついているむーは飛べるのか?
星マントムンも星うさぎも、最初は星がついていなかった。
左:星マントムン、右:惑星の間を飛ぶ、星うさぎ
この時点では、星マントムンは地面に立っているだけかもしれない。
星うさぎは宇宙という無重力空間を飛んでいるので、浮力があるか不明。
……………………………………………………………………………
さらに、星がついていなくとも飛べるプレーンタイプも発見。
(四角うさぎは雲に乗っている。)
ここは宇宙空間なのだろうか。
かぞえるシリーズで飛んでるプレーンタイプ
(かぞえるシリーズは例外??)
凧上げのように。
(これは風力で浮いているだけかもしれない)
気球のように。
(これは風で…?)
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忘れてならぬのが、ムーパンの存在。
『ムーパン』 空中に浮かぶことができる。地に足着かないタイプ。
とあり、ムーパンは浮かぶことができます。
(飛んでるとは違うか…)
……………………………………………………………………………
そして、星がついていても、雲に乗ることはある。
……………………………………………………………………………
ちょうちょむーは、飛べてる。虫に近いから?
網を持ったプレーンタイプは、飛んで追いかけることはしていない。
もしかすると…
【仮の結論】
飛べる:星マントムン、星うさぎ(宇宙空間において)、プレーンタイプの一部
飛べない:四角うさぎ(飛ぶ時は雲に乗る)
浮ける:ムーパン、プレーンタイプの一部
三角うさぎが飛ぶところは、まだ観測できていない。
飛べないし飛ばないのかもしれない。
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むーあにまるの鼻の能力
- 2010年03月05日
むーあにまるの鼻の能力についてまとめたので、ご紹介します。
上の図のように、現段階でのむーの鼻の代表的な能力は
のびる・つながる・ぶらさがる・くっついてる
の4つが挙げられます。
★追加情報
くっついてるに関しては、
鼻が別の物になっている:鼻の線ではない部分が別の物に置き換わっている
とも言えます。
通常の鼻と、栗に置き換わった鼻のむーが両方いる例
(鼻の栗にも目がついていて、たき火の焼き栗を一緒に見ている)
また、能力というより“性質”ですが、
ういてる:横から見ると浮いている
という特性もあります。
鼻筋のはずの線が、なぜか顔から浮いている
ちなみに、2009年4月の時点では未知の領域でした。
→横から見たところ(想像図)
……………………………………………………………………………
★上の図に載せているむーあにまるは「プレーンタイプ」という種類で、他にもいろいろな種類がいます。(プレーンタイプは、一番基本的なむーあにまるです。)
主要なむーあにまるについては、むーあにまるのそれぞれの性質・特徴で紹介しているので、ご参照下さい。
自由に遊ぶプレーンタイプと、いつも測っている三角うさぎ
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ありがとうございます!
むーあにまるのそれぞれの性質・特徴
- 2009年04月21日
むーあにまるには様々な種類がいるが、たびたび登場しているスタメン的なむーとして、プレーンタイプ・四角うさぎ・三角うさぎがいる。そして、むーあにまるにはカテゴライズしていないが仲間のキャラクターとして、がーあにまる・デストロイヤーがいる。
今までの行動などからそれぞれの性質が見えてきたので、まとめてみた。
(もっちり桜もちは、おまけで入れた。)
左:プレーンタイプ / 右:がーあにまる
(プレーンタイプの口が開いたのががーあにまるというわけではない)
左:四角うさぎ / 右:三角うさぎ
(三角うさぎは四角うさぎから派生して生まれたが、性質は異なる)
左:デストロイヤー / 右:もっちり桜もち
(デストロイヤーはマスクをしている為、むーの鼻を持っているか確認できない)
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それぞれの性質がよくあらわれている例
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三角うさぎは、いつもはかっている。
身の回りのあらゆるものを測り、世界の在りかたについて
調べているのだが、世間のことはいまいちわかっていない。
哲学的、研究者的。探究心が強い。
そんな三角うさぎについて書いてみた…。
むーは手紙を出せる。
- 2008年04月30日
郵便局の前にあるポストに、手紙を出しにくるむーがいる。
むーも手紙を出す、という行為をするようだ。
しかし、手紙の文面を書けるのだろうか?
文字は書けるのか?
むーが机に座っていることはあっても、何かを書いている姿はまだ見ていない。
唯一えんぴつを持っているのが「まるばつゲーム」というタイトルのむーあにまる。
まるばつゲームしよう、とこちらに呼びかけているようだが、
机の上の紙には何も書かれていないので、実際にまるばつゲームできるのかどうかは不明。
マルとバツを書けるのか、あやしい。
(知能レベルが人間の約2歳〜9歳というから、もしかしたらできるのかも…。)
むーは働くのか?
- 2008年04月30日
今までに、働く女性のような姿のむーあにまるや、ぎょうざを包むむーが登場した。
美容師のむーも登場した。
果たして、むーは美容室で働いているのだろうか?
ぎょうざを包むというのは、中華料理店での仕事だろうか?
「むーは自由」なのだから、雇われてはいないはずだ。
働いているというよりも、どうやら、勝手にやりたいようにやっているようだ。
ぎょうざを包みたいから包んでいる。
美容師のむーたちも、ポジションはやりたい役回りであって、本質的な上下関係はない。