- 2008年08月26日
- 【絵】もっちり劇場 / 【文】作者の個人的な話
NHKのニュースで、線香職人のことがちょっとだけ報道されていた。
大きな臼のようなもので、線香の材料の粉がお湯と一緒に練られている。
ごうんごうんごうん。
練られたものを機械にかけると、細長いそうめんみたいに、
いわゆる線香の形状にきちんと整列して出てくる。
どわわー。
切りそろえられた線香を、同じ分量で束にまとめる。
熟練した線香職人は、数えなくても手の感触だけで、
なんと同じ本数の束に分けることができるという。
さくさくさくさく。
あっ、まるめ職人だ!と思った。
【もっちり劇場 第3話】の
「まるめ職人たちは、計りを使わなくても、
きっちり同じ重さで作ることができるのです。」
このお話の、うさぎもっちり工場、
現実の人間社会の中に似たような場所があるのではないか、
どこだろう?と思っていたが、線香職人だったとは。
線香職人。味わい深い…。
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