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嶽本野ばらさんが、雑誌「イラストレーション」に登場

出た〜。“乙女のカリスマ”野ばらがくる!

「イラストレーション」という雑誌で、だれだれが選んだ○○50選
という特集をシリーズでやってるんですが、次号が、
“作家 嶽本野ばらが選んだ 装画/挿絵50”!
ついにというか、満を持してというか、不死鳥のようにというか。


嶽本野ばら(たけもとのばら)さんは、“乙女のカリスマ”と言われる作家。
そんでもって、2007年9月に大麻所持で捕まったらしい。
この前本屋で、カタカナで“タイマ”って大きく書いてある本を発見。
復帰第一作だったみたい。強い! 最初のほうのページ立ち読みしたら、
歌舞伎町辺りの路地でふらふら歩いてるとこを警察につかまった状況とか
事細かに綴ってあって、吹き出しそうになった。
赤裸裸ぶりが面白い。どこまで事実なんだろう。
この人は、主観的なテイストでありながら、自分をギャグにする客観性を
もっていると思う。
この「タイマ」、公式サイトの著作リストには、まだ掲載されてない。


プロフィールによると、1745年(ロココ朝全盛期)生まれらしい。
HELLO KITTYのプロデュースもしてる。キティちゃん支持者。
さっすが、キティちゃんだよ。野ばらのとこにもハローしてる。
ちなみに、嶽本野ばらさんは、映画「下妻物語」の原作者です。


今号の「イラストレーション」は、“箭内道彦が選んだロックなジャケット50”。
風とロックの箭内さん(クリエイティブディレクター)が、
CD・レコードジャケットのイラストレーションをとり上げてて面白い。
この特集、第一弾が宇野亜喜良さん(イラストレーター)、
第二弾が大竹伸朗さん(アーティスト)、そして前回の第三弾が
和田誠さん(イラストレーター)で、今月号は箭内さんっていう、
すごく良い流れできてて。そこへまさかの嶽本野ばら!っていうのが、
ほんとに冴えてるなぁ。3月27日発売だから、ちょっと先。


前に、脳科学者の茂木健一郎さんがブログで、日本のクリエーターへの
怒りをぶちまけてる「日本のクリエィティヴにダメ出し。」
という記事を見たんだけど、その中で、
「いいか、おまえら、今の社会では、あの「クリエーター」たちが
一番いばってんだよ。(中略)お前らが自分の研究を
獄本野ばらみたいな調子で言っても、誰も聞いてくれねえだろ。」
という部分を見つけて(逮捕より前の話)、おおー!と驚いた。
茂木さんが彼の名を例に出すとは意外。知ってるんだ〜。
私は、野ばらも茂木さんも、どちらも面白くて好きだ。


付け加え。大麻といえば、2008年の北京オリンピック競泳で、
8つの金メダルを獲得したマイケル・フェルプス選手が、
大麻を吸引してる写真が、新聞に載っちゃったらしい。
せっかく脅威の8冠達成で華々しく終わったのにねぇ。
大麻は筋肉増強剤とかじゃないので、メダルは剥奪されないみたい。

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