むーと鳴いてます。(muuuuu.net)


セロむー(瀬畑亮さんの「セロテープアート」より)

今月、セロテープだけを巻いて固めた立体作品を6歳から作り始め、
今ではプロのセロテープアーティストとして活動している
瀬畑亮さんの個展を観に行きました。
アーティストトーク&デモンストレーションで
本人の解説を聞きながらセロテープアートを体験。
下の写真は、その時に途中までつくって後で家で仕上げた
セロテープのむーあにまるです。


セロむー緑の中で

「セロむー 緑の中で」



セロむーひなたぼっこ

「セロむー ひなたぼっこ」



セロむー出発

「セロむー 出発」

むーあにまる 495匹目



■セロテープ誕生60年記念 瀬畑亮セロテープアート展■(会期終了)
練馬区立美術館

瀬畑亮さんは、ニチバン株式会社と専属作家契約を結んでいます。
会場に入ると、まず入り口でニチバンのミニセロテープが
プレゼントされ、さらにデモンストレーション時には、
会場のお客さん全員に、輪っかのセロテープが3本ずつ配布されました。
しかも、足りなくなればそれ以上もらえます。
小さい子が「セロテープください」と言ったら
すぐに追加でもらえてました。


お客さんは、幼児とその親がたくさんいて、
一度来て終わりではなく、何度も参加してる子が
けっこういるそうです。
(おそらく、近所に住む練馬区民の方々だと思います。)
中には、4回目で、すでに大作が出来上がっている子もいて、
瀬畑さんがその作品を上に持ち上げて皆に見せると、
会場の大人達から「おお〜!」と歓声があがり、
拍手が起こりました。
どうやってあそこまで作ったの!?という出来で、
自分の手元にあるセロテープの小さなかたまりとの
あまりの違いに、ちょっと悲しくなりました。



瀬畑さんは、手が動くままに気持ちのおもむくままに
セロテープを巻いて作品を作っているそうで、
会場のお客さんにもそう呼びかけていましたが、
私は頭が固くなってしまっていて自然に作るのが
難しそうだったので、途中からむーをイメージして
形を作っていきました。


セロテープは粘着性があるので、当然、
「ほこりがつかないようにする為に、どうしているんですか?」
という質問も出ました。
普通のニスでは上手くいかないそうで、長年、研究に研究を重ね、
コーティングの方法をあみだし、改善し続けているとのこと。
その方法は秘密だそうです。


瀬畑さんがデモンストレーションを開催している理由として、
単にセロテープアートを世に広めたいというだけではなく、
「セロテープ(文具)をそんな風に使って、もったいない!」
といった大人の固定観念によって子どもたちが才能を開花させる
場を失ってしまうことがないよう、自由に創作させる大切さを
呼びかけていきたい、といった思いがあることを
説明されていました。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:http://muuuuu.net/mt/mt-tb.cgi/502

ブログパーツ

© amasawa motoki