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第48回宣伝会議賞の協賛企業賞を受賞しました。

Twitterで先にご報告させていただきましたが、
この度、第48回宣伝会議賞の協賛企業賞を受賞しました。
3月1日に発売された雑誌「宣伝会議」に掲載されています。
(顔写真のところに天沢もときのロゴマークが載っています。)


宣伝会議賞というのは、年1回開催される広告のコピーとCMコンテのコンペです。
私はこれが4年目の応募で、なんとか協賛企業賞に拾っていただけて本当にありがたいです。今回はコピーを4600本以上書き、その中から1000本ちょっと選んで送りました。


そして、3月4日の贈賞式後のパーティーや二次会などで、名刺交換の際に一緒にイラストの冊子をお渡ししました。このブログに載せている「むーあにまる」を中心としたキャラクターのイラストを集めた冊子です。

冊子_表紙と中のページ


A5サイズ16ページです。持ち帰りやすいかさばらないサイズ・その場でパラパラめくって見るのに負担のないページ数にしようと考えました。
また、「興味持ってもらえるだろうか?余計な荷物になるもの、持って帰ってもらえるだろうか?」というのが心配だったので、特に表紙のデザインは自分なりに気を配って作りました。


冊子_表紙開いたところ


表紙・裏表紙は群衆絵 四角うさぎの回転寿司の一部をアップにしたものです。
名前の背景に敷いている四角いグラデーション部分は、和紙の折り紙をスキャン&補正したものです。もともとグラデーションになっている折り紙を使いました。


受賞のご連絡があって式に潜り込めるとわかってからは冊子の構成やデザイン・入稿作業でバタバタし、当日は冊子を可能な限り配ることが自分のミッションだとして、冊子を配るために生きてる・冊子配るゆえに我ありみたいな、冊子配りロボになってました。
(いや、むしろ身一つ丸腰で飛び込んでトークする方が人見知りの自分には厳しい…!)

当日快くもらってくださった方々、本当にありがとうございました!!


(↓ここから先は長いので、ご興味のある方だけ読んでいただければと思います。応募の経緯など。)



宣伝会議賞への応募のきっかけ

以前、求人広告制作の現場で働いていたことがあり、そこにはコピーライターを目指す人やコピーが好きな人が多くいました。その人達の間で交わされる宣伝会議賞についての会話を聞いて、それまで縁が無くて宣伝会議賞の存在を知らなかった私も、なんだか面白そうだなぁと思っていました。


しかし自分も応募しようと思い立つほどの心意気は生まれず、どうしようかなぁ…とぼんやり迷っていたところ、当時隣の席にいた同僚のS氏に、「出してみたら?行き帰りの電車の中で書くとかさ、できるでしょ?やってみなよ」(←お前もいっぺん根性みせろ、という意味だったと思う)と背中を押してもらえました。やっぱり応募してみようと思いました。


初応募の時の制作

応募を決めた時点でわかっていた事は、残念ながら“自分はちょこっと書いて出してうっかり結果が出るような能力は無い”、ということでした。
社内コンペの様子でじんわりわかってくるのと、周囲にコピーで一目置かれている同僚のW氏と自分のコピーが一緒に壁に貼り出され講評を受ける機会があり、明らかな差を感じました。「こりゃだめだ」と。特に、コピーが1本ではなく複数本並んでいたので実力の差がわかりやすかったです。貴重な体験でした。なので、応募するならとりあえず自分は沢山書くしかないな、という思いがありました。


しかし、応募の動機があやふやな上に元来の先延ばしにしがちな悪癖で、全く書かないまま無駄な時間を過ごしてしまいました。もう〆切りまで残り一ヶ月、今書き始めなければ出さずに終わりそう!という時に、思い切って当時の上司でありプランナーのT氏に応募用コピーを見て頂きたいとお願いしました。


自分がコピーを沢山書く動機づけのために、自分にプレッシャーをかけるために、T氏に見てもらうという目標を意図的に作るという…。T氏に見せるために書く、という手にとれるような実感のある目的を加えました。もちろん、目の利く人に何か言ってもらいたいという思いもあり。T氏は社内コンペの審査員もされていて、講評なさっている時のご様子も見学に行っていたので、T氏に見て頂きたいという気持ちはそこから生まれていました。


しかしながら業務外の事を個人的に無償でという突然の図々しい申し出に、T氏は二つ返事で「ええよ」と快諾してくださり、とてもありがたかったです。(実は、T氏に見てもらいたいと思い付いてから勇気を出して言い出すまでに、2週間かかりました;)
そして、結果的に1800本以上書きました。

その後から受賞まで

T氏を巻き込んで応募したものの結果は受賞を逃し、なんだか退社前の思い出作りになってしまったのですが、これで終わりだとT氏もつまらないだろうな、なんとかしたいなという気持ちが、その後も応募を続ける原動力になりました。
そして、かなり時間がかかってしまいましたが、4年目で企業賞に入りました。
継続してこれたのはT氏のお陰であり、また、応募のきっかけをくれたS氏、こりゃだめだと気付かせてくれたW氏にも深く感謝いたします。ありがとうございました。




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