- 2009年01月30日
- 【文】作者の個人的な話
山口小夜子（やまぐち さよこ）さん。
リアルタイムで見る事ができなかったのが、残念です。
2007年8月14日に亡くなられた。享年57歳。
前に、ホーメイ歌手・山川冬樹氏のパフォーマンス歴に、
「山口小夜子とデュオ」という文言を見つけて以来、
名前だけでなぜか心にひっかかって、なんとなく覚えてました。
その後、昭和40年会メンバーのアーティスト・松蔭浩之氏の
撮った写真作品の中に、「山口小夜子」が被写体になっている一枚を
発見し、その姿を見て、ますます気になってました。
そして、最近、HOUSE OF SHISEIDOという資生堂のギャラリーで、
歴代の資生堂のテレビCMが見られる映像ブースを利用し、
偶然、出演者から検索するという画面で、「山口小夜子」の名を発見。
山口小夜子…!?これか！そういうことか！資生堂か…！と、
見れるもの全部見ました。ズキューン。
今まで、自分が、女の子の絵を描くときに（毎回じゃないけど）、
ぼんやりイメージしてた頭の中にいる人物、そのものでした。
存在を知らなかったのに、なぜかはわかりません。
いたんだー！という発見。
「山口小夜子」が資生堂のCMに出てるのは、主に1970年代・1980年代。
その時代に見たかった…！伝わってくる衝撃がもっと強いと思います。
山口小夜子さんは、ファッションモデルで、国内のみならず世界的に活躍。
1972年、パリコレクションに出て、ヨーロッパに旋風を巻き起こした。
世界に誇れる日本の美。東洋美人。
西洋人の目には、かなりミステリアスに映ったのだと思います。
「小夜子マネキン」というマネキン人形も発売されたそうです。
現在でも、アナスイニューヨーク店で使用されているとか。
ちなみに、山口小夜子さんの年齢は、事務所は非公表にしてるそうです。
熱く語っている他の方のブログ→山口小夜子 [モデル]
こちらも情報わかりやすい→合掌、山口小夜子さん、逝去・・・。
現代で近い人っていうと、強いて言えば栗山千明さんだけど、
彼女の方が人間味があるというか、体温が感じられる。
山口小夜子さんはもっと無機質で、人間じゃないみたいな雰囲気がある。
もう、なかなかこういう人は出てこないだろうなぁ…。
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