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自虐と狂気が織りなす、妄想の世界。遅鵬 × KENSUI 『PARANOMIA』の記事、書きました。

カルチャーニュースサイト「CINRA.NET」に、私が書かせて頂いた、中国のアーティスト遅鵬(チー・ポン)さんと荒尾犬帥さんの展覧会開催の記事が掲載されました。
こちらです↓
「新世代アーティストが見せる妄想の全景、遅鵬×KENSUIによる『PARANOMIA』」


展覧会のコンセプトは、「妄想の全景」だそうです。
遅鵬(チー・ポン)さんの写真作品を観ると、
とにかく全裸です。全裸が多い。
全裸で走ったり飛んだり虫取りしたり。
笑えるのもあるんだけど、すごく写真がカッコイイ。
キリっときまっていて、美しいです。


空の青色が映り込んだガラス張りの建築物の前で
全裸で佇む姿を撮った写真なんか、ゾワワワワとしびれます。
包まれたい。みたいな。
何か大きなものを感じます。
青の色調の中に、赤い鳥(?)が、飛翔していて、色彩が奇麗。
配色だけで言ったら、映画の「赤い風船」みたいだと思いました。

(映画の「赤い風船」を紹介した過去記事:2008年に観た映画で面白かった作品


遅鵬さんのオフィシャルサイトはFlashでできていて、
写真ごとのULRが無いので、「これ!」と示せないのが残念ですが、
興味のある方は作品をご覧下さい。

余談ですが…

日本人の私にとっては、遅鵬(チー・ポン)さんと聞くと、
まず名前のほうが気になってしまいます。
そういうことって、ありますよね。
今回、ニュース記事を書くときに、例えば、
「遅鵬(チー・ポン)」をことさらリピートしてみたり等々の方法で
暗に強調してみたいような気持ちにかられましたが、
まったくもって失礼なので、控えました。
作品とは関係のないことです。

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