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映画「おくりびと」「ファンシイダンス」「秘密」「20世紀ノスタルジア 」のこと

昨年末の記事、
「2008年に観た映画で面白かった作品」で最後に触れた、
観れなくて心残りだった映画「おくりびと」(滝田洋二郎監督)。
アカデミー賞で日本映画初の外国語映画賞を受賞されたそうです。


本木雅弘さんはいつかきっと大きな賞に輝くか何か偉大なことを
成しとげると思ってました…!
ジャニーズ出身で、名演技をみせる映画人に変貌を遂げた異端の人。
その上、樹木希林さんと内田裕也さんの間に生まれた娘さんの旦那でもある。
演技者・本木さんは「ストイック」という言葉が似合う、そんな印象です。


「おくりびと」はもう上映終わっちゃったかと思ってたけど、
ずっと上映され続けていたみたいで、昨日受賞の速報を見て
映画館にかけつけた人もいるそうです。水曜・土日は混むだろうなぁ…。
余貴美子さんも出演されてますね。余さんの存在感は凄いですよね。


今書けばどなたかは興味をもってくれる気がするので書きます。
本木雅弘さんの若い頃の主演映画、
「ファンシイダンス」(1989年)が面白くて好きです。
モックンが映画人の道を歩み始めるきっかけとなった初期の作品。
バンドのボーカルをやってる若者が、実家の寺を継ぐ準備として
お坊さんの資格をとるために山寺へ修行にいく話で、
この役を演じるために、元シブがき隊のモックンは坊主頭になりました。
ちなみに、バンドのメンバーとして東京スカパラダイスオーケストラが出演し、
大槻ケンヂさんがライバルのミュージシャン役として1シーン出演されてます。

監督を務めたのは、「Shall we ダンス?」(1996年)、
「それでもボクはやってない」(2007年)の周防正行監督。
この映画はマンガが原作で、原作者は「陰陽師」の岡野玲子さん。
89年ですでに、“マンガを映画化“してるんですね。
周防正行監督は、2年後に、再び本木さんを主演にした
「シコふんじゃった。」(1991年)を世に送り出し、
一躍有名に(その後「「Shall we ダンス?」で大ブレイク)、
モックンは映画俳優として世間に認知され、キャリアを登り始めます。
そのわずか数年後には、「おくりびと」の発案をされてるもよう。
原作本の作者に映画化したいと直接交渉し、15年かかって今回実現したそうです。


そんでまた、今回の映画の妻役が広末涼子さんで。
なんだかんだいっても、広末さんはつかんでく人だなーと思いました。
広末涼子さんは、若干演技がわざとらしい感じもありますが、
映画「秘密」(1999年)では、一人二役を演じ、
2時間出ずっぱり&ほぼ小林薫さんと2人きりの家のシーンで
それでも最後までもたせる華と演技力があり、それは印象に残ってます。


「秘密」を観たのと同時期に、広末涼子初主演映画の
「20世紀ノスタルジア 」(1997年)も観てみましたが、
強烈なB級テイストに、若いながらも主演女優オーラばりばりの彼女が
入り込んでいて、なんともいえない味のある作品です。
マニア向けすぎる。
相手役の男の子の演技があまりにも…で、不安になります。
観なくてもいい映画の一つですが、甘酸っぱさ(監督の発想とか)に
頭がいかれそうになるので、心のどこかにずっとひっかかります。

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