むーと鳴いてます。(muuuuu.net)


『ひとつぼ展』グランプリ受賞者個展・香本正樹さんの展示の記事、書きました。

またまたこちらで報告するのが遅くなっちゃって、トップページが変わってしまったのですが、カルチャーニュースサイト「CINRA.NET」に、私が書かせて頂いた、ひとつぼ展グランプリ受賞者の香本正樹さんの個展開催の記事が掲載されました。

香川さん「間でゆれる」四角つき


記事へのリンクはこちらです↓
「第30回グラフィックアート『ひとつぼ展』グランプリ受賞者個展・香本正樹展「間でゆれる」」



『ひとつぼ展』のグラフィックアート部門のほうのグランプリ受賞者個展です。
“ひとつぼ展”という名前では最後に受賞されたお二人のうちの一人、
ということになりますね。
(過去記事「『ひとつぼ展』をリニューアルした『1_WALL』の記事、書きました。」参照。)


香本正樹(こうもと まさき)さんは、レース編みをアレンジして
作品を作っている男性で、現在、ムサ美生だそうです。
(武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科金工専攻。)


「現代手工業乃党」というWEBサイトに、香本さんの
インタビュー記事が載っています。「編む人」というタイトルです。
香本さんのひきの写真一枚と、作品の写真が多数あり。
どうしてレース網みを始めたのかということや、今後の展望を
お話されています。
実際にご本人にお会いしたインタビュアーの方の感想や、
写真をあわせて見ていると、ご本人の雰囲気などが
なんとなく伝わってきて楽しいです。
ちょっとだけひざを曲げた立ち姿。


香本さんは「編む人」ですが、刺繍で絵を描く男性アーティストや
イラストレーターの方もいらっしゃいますね。
家庭的で女性的な手法を取り入れながら、今までにないタイプの
新しい形態の作品を生み出す、という男性の作家さんが
活躍されているようです。

香本さんはどのようなお考えかわからないですが、
そういったドメスティックな技法を手段として選ばれた方は、
作品にお母さん的な雰囲気が出てしまうのを避けるべく
細心の注意を払って自分なりに工夫して仕上げるみたいです。
展示の公式サイトにも、“既存の「編み物」のイメージを払拭し”
と書いてあります。


会期は3月9日(月)~ 3月26日(木)。
あっ、もう始まってますね。

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