- 2010年05月18日
- 【文】作者の個人的な話
『1Q84』BOOK3まで読み終わりました。
物語の鍵となるヤナーチェックの『シンフォニエッタ』がどんな曲か知らないまま読み切ってしまいました…。
↓★登場する音楽をまとめて載せて下さっているブログを発見
Youtubeで聴く『1Q84』の音楽
老婦人の好きな曲なども載せて下さっています。
『1Q84』は、イギリスの作家ジョージ・オーウェルが1948年に書いた小説『1984』(1949年刊行)にちなんだタイトルで、未来の1984年を描いて問題提起した『1984』に対し、1984年という過去を「こうだったかもしれない」と逆から照らし問題提起した、ということみたいです。
「1984」は以前はどの本屋にも置いていなかったのが、村上春樹ブームで新訳本が再発刊されたとか。
『1Q84』の物語には、日本に実在する団体をモデルにしたと思われる宗教団体が2つ登場しますが、どの団体をモデルにしたか(名前こそ出さないものの)かなり分かるように描写されています。(すごいです…。)ちなみに今回1つ目のモデルに半分なっているような(なっていないような)オウム真理教については、過去の作品『アンダーグラウンド』(この記事の映画『カナリア』のところで紹介してます)で被害者に取材されていて、『1Q84』へと繋がっています。
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