むーと鳴いてます。(muuuuu.net)


麻生さん(TUGBOAT) 水分子


水分子

「水分子」

水分子アカデミック

「水分子アカデミック」
(どうやら、学術的な色はこれのよう。模型とかCGとかはこの色だった。)


(線画:7/21、色:7/23制作)



タイトルの麻生さんというのは、TUGBOATの中で年齢が一番若い、
麻生哲朗さん(CMプランナー)のことです。

手がけたCMは、ライフカード「どーする?どーすんの俺!!」(オダギリジョーさん)
コイケヤポテトチップスうすしお(阿部サダヲさんが先生役)、エビちゃんの大和証券、
カロリーメイト「がんばれワカゾー」、なっちゃん、など。
人物を中心とした、印象に残る、心くすぐられるCM多数。
ケミストリーのデビュー曲「PIECES OF A DREAM」などの作詞もされてます。


カブを持ってエビちゃん登場、大和証券CM「華がある」篇

阿部サダヲさんのCMが見られるコイケヤ公式HP(『採点篇』が好きです。)



今週の火曜で、宣伝会議の特別広告講座 TUGBOAT 「広告ジム」が終了。
どの講師の方からも貴重なお話が聞けて、面白かったのですが、
個人的には、麻生さんのお話が、一番自然に体に入ってくるような感覚がして、
不思議と、毎回なにか爽やかでした。
すーっと染み込んでくるような、
もともと体の中にあったことをひょいと表に出して見せてもらえたような。
それはまるで、水のようでした。

というわけで、水分子。
顔はちょっと麻生さんに見えなくもない。


野末さんが紹介した、麻生さんの第一印象は「不機嫌」。
笑顔を見た事がない、と言ってました。(実際は、たまに笑う。)
そして「青年」だと思う、とのこと。野末さんの、
「いつもニコニコしている青年は信用できない」という言葉が面白かったです。
野末さんについては以下に表記あり。

「広告ジム」の講師は、
TUGBOATのメンバー4名、
岡康道氏(クリエイティブディレクター)
川口清勝氏(アートディレクター)
多田琢氏(CMプランナー)
麻生哲朗氏(CMプランナー)
プラス、
野末敏明氏(元電通 常務取締役)でした。

野末さんは、岡さんが電通時代に営業からクリエイティブに転局したあとの
直接の上司で、岡さんにとってかなり重要な方だったみたいです。

【TUGBOATは、電通から一緒に独立した4人が作った広告代理店。
日本初のクリエイティブ・エージェンシーらしいです。】


講義では、それぞれが自分が作る時の考え方を教えてくださり、
全員バラバラでした。
大きくは、向かっている先は同じなのかもしれませんが、
やり方の話になると特にバラバラで、
案は自分だけで考えて、人には意見を聞かないで組み立てる、という方もいれば、
思いついた企画はどんどん人に話してブラッシュアップする、という方もいたり。
試行錯誤の方法は、自分の中でつくりあげていく、ということが大切なんだろうなぁ。
この講座を受けてわかったことは、けっこう「個人的」だ、ということです。


ここでまた飯田淳さん(イラストレーター)の言葉、
「ルールは自分でつくる」を思い出します。


飯田淳さんについては、「『元気』がテーマのイラスト6点」と、
「糸井さん (選ばれなかった絵)」にもちょびっと記述あり。



【それぞれの方の私の勝手な印象】
岡さんのお話は、詩的・小説的あるいはユーモアエッセイ風で、
川口さんは実質的、多田さんはスパイシー、麻生さんは水、
野末さんは、広い視野と科学者・技術者風な世界観をなんとなく感じました。

(具体的な、印象的だった話などは、また今度。)
_________
(追記)その後の具体的な記事→「広告制作者とイラストレーターの共通意見」

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:http://muuuuu.net/mt/mt-tb.cgi/338

ブログパーツ

© amasawa motoki