むーと鳴いてます。(muuuuu.net)


2008年08月

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後ろ足をのばす 向き改訂版


後ろ足をのばす2



この絵は、上下逆にした方が自然で見やすいと気付きました。
自分がひっぱるときは、この向きで犬を見ているからか。

(前回UPした「後ろ足をのばす」

ベニヤ板に描いた犬(むーあにまる)シリーズ
「前足をもちあげる」「犬の鼻すじ」


広告制作者とイラストレーターの共通意見

「広告ジム」という広告講座で講師の方々がおっしゃっていたことと、イラストのスクールでイラストレーターの講師の方々がおっしゃることは、共通していることもけっこうあるので、今年前半のまとめとして、書いてみました。



〜無理して摂取した情報は、身に付かない〜


●嫌いなこと、できないなーと思うことは、できない。無理しても意味がない。だから、自分の好きなものについてよく考えてみて、自分の好きなものを増やしたり、表現手法で得意なものを見つける。(TUGBOAT 川口さん)


●情報をとろうなんて思ったことがない。面白そうだなって思ったものをとりこんでる。生きてるだけ。意識して得たものは、血や肉にならないんじゃないか。(TUGBOAT 岡さん)


●わざわざ探さない。普通に生活していて、パッと目にとまる、心ひかれたものを覚えておく。(TUGBOAT 多田さん)


●興味もないのに引き出しを増やすのは、本末転倒。読んだら役立つと言われて買った本でも、自分が読みたくないなーと思った本の内容を、覚えていられるか?引き出しにできるかが大事。(TUGBOAT 麻生さん)


●その時に熱中することが大事。役に立つとか関係ない。ノウハウはあんまり考えても仕方ない。自分で考えることが大事。(元電通 野末さん)


●努力とか勉強というのは、とかく身につかない。好きなことが栄養になる。人の判断はジャマになる。人の評価はアテにならない。好きな映画・本などは、自分で見つける。(イラストレーター 和田誠さん)


●好きには努力がいらない。努力しなきゃ上手くならない、なんてウソ。好きなら勝手に情報摂取する。(イラストレーター 赤勘兵衛さん)

後ろ足をのばす


後ろ足をのばす



むーあにまる 375匹目

前足をすーっと前にひっぱられて、おなかを床にくっつけて後ろ足が伸びてる犬。

(8/どっかの日・8/8の2日制作)

ベニヤ板に描いた犬シリーズ
「前足をもちあげる」「犬の鼻すじ」


ポニョ 最後の長編映画

今日放送された「プロフェッショナル 仕事の流儀」の宮崎駿のすべて〜「ポニョ」密着300日〜で、監督がポニョが最後の長編映画になるって言ってて、ショックを受けた…。「幕引き」…。

新しいどこかへ踏み出してる映画で、“これで終わりですチャンチャン”みたいな終了感がぜんぜん無いのでつらい。次がどうなるのか観たいし、次の次の作品も観てみたい。ポニョはそういうすごさがある。


ポニョで終わりとは…。
もののけ姫だったら、まだ終わった感じがあったのに。

(乱暴なことを言えば、ポニョで終わるんなら、もののけで終わってくれた方がよかった。でもそうならなかったから宮崎駿監督は怪物なんだ。)


ポニョはこわい作品だ。あのこわいのが最後だなんて。
やっぱまた作っちゃいました、ってなってほしい。


ジブリってどうなるんだろう。


ポニョについての感想記事 「ポニョ 5歳」

ハチむー


ハチむー


むーあにまる 374匹目

蜂を、むーあにまる化したもの。
むーの鼻の伸びたところを針に見立てて描いてみた。

(6月か7月初め制作)

絵本の挿絵 人物

絵本人物決定

知人に依頼された絵本の挿絵その3。
呑んでる姿、アップ、後ろ姿。
大きい画像はこちら


(絵本は、誕生日プレゼントとして制作されるものです。)

ブログへのアップは最後になったものの、バースデーケーキと焼き鳥より、先に描いた。



決定案にいたる前に提案した、2バージョン。

絵本人物過程1

決定案のもとになった絵。できれば長袖を半袖にしてほしい、という指示があった。
半袖に描き直す際に、イスの色と、テーブルの側面の表現も変えてみた。



絵本人物過程2

別パターンとして、タッチを変えて描いた絵。

自分としては、素朴感を減らしてオシャレ感を出そうと試みた。また、今回「こんな感じの絵に」ということでタッチ見本として選んでもらえた「赤い服の女の子」に、より近づけようとした。依頼主は、上のタッチの方が好きということで、こちらは選ばれなかった。


「赤い服の女の子」はパソコンで色をつけていてベタ面なのだが、今回は絵本の手作り感を出すために、色も手作業。ペンで出せない色を色鉛筆で作っているうちに、なんだか見本の絵とは違った雰囲気になっていった。けど、依頼主に喜んでもらえたので、よかった。


(決定の絵:7/30 他の2つ:7/28制作)


人物以外の挿絵:「バースデーケーキ」「焼き鳥」

ポニョ 5歳

先週、「崖の上のポニョ」を観た。
どこまでいっても、宮崎駿監督は前線にいるんだーと思った。


上映開始後にさっそく観に行ったのも、たまたまNHKの朝のニュースでポニョの宣伝を見て、宮崎駿監督の興味深いコメントを耳にしたため。

アニメーションの中にCGを取り入れてきた駿氏が辿り着いた結論。
「なんだかわからないけど、どうも機械で作ったものじゃだめで、
どうやら人って、人が手で描いたものでなきゃ感動しないみたいなんですよね。」。

というわけで、ポニョは、一切CG無し、セル画枚数は過去最高。海の中は、ゆらぎを表現するため背景も全部動かしたという。
やはり人力は強いのか?という根深い問題に、宮崎監督が経験から結論づけた。手描き一本でやってきた人の手描き信仰とは、ちょっと説得力が違う。ていうか、全然アニメ界やめる気ないじゃない!

それと、「宮崎駿のレイアウト術」というTV番組で、「折り返し地点」という言葉が出てきた。まだ折り返しだったか!!(もののけか、千と千尋あたりで、折り返しきてるかと思ってた…!)いよいよこっからですかー!
(「折り返し点—1997~2008」って本が出版されたことを紹介してたんだと気付く。8/5追記)



で、観てきた。

こんなアニメ映画は初めて見た、という感覚におそわれる。

※以下、ほんの少しのネタばれあり。気をつけたけど、いやな人は読まない方がいいです。

焼き鳥

焼き鳥

知人に依頼された絵本の挿絵その2。
(絵本は、誕生日プレゼントとして制作されるものです。)

焼き鳥っぽい色にするのが難しかったです。
一番右のはレバーで、それが一番うまくいったような気がします。
お皿の右側には、七味唐辛子などの薬味入れを描きました。


(あぁっ、皿と薬味が同じテーブルの上に乗ってねえ…。)


(ペン・色鉛筆、ラフ:7/28か29 本番の線:7/31 色:8/1制作)


「焼き鳥」以外の挿絵:「バースデーケーキ」

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